私たちが目指す緩和ケアについて | 緩和ケア内科
緩和ケア病棟の理念
がんと共に生きる方と家族のこころとからだの痛みを和らげ その生き方を尊重しキリストの心で仕えます
2023年5月8日以降の面会について
5月8日以降、緩和ケア病棟(ホスピス)にご入院中の方への面会につきましては、面会時間の制限はありません。
私たちの緩和ケアの取り組み
緩和ケアとは
がんの緩和ケアは、がん患者さまのさまざまな苦痛(つらさ・困りごと)に対して行われる治療・ケア・サポートの総称です。病気の治癒は困難であっても、つらさを和らげ療養上の困りごとに対応することで、毎日がより過ごしやすくなるよう、患者さまの生活の質の向上を目的としています。
いろいろな場所で受けられる緩和ケア
がんに対する積極的治療を行っていなくても、必ずしもすぐに入院が必要になるわけではありません。必要な緩和ケアを外来通院や訪問診療・訪問看護によって受けることができます。事前に登録を行っておくことで、緩和ケア病棟を利用することができます。
ぬくもりのある家庭的な環境の中で、共に大切なときを過ごします
緩和ケア病棟
1996年に東京23区で初めて「緩和ケア病棟」が誕生した東京衛生アドベンチスト病院では、患者さまのこれまでの人生、考え方、価値観を最大限に尊重しながら、「こころとからだのいやしのためにキリストの心でひとりひとりに仕える」全人的医療を実践しています。緩和ケア病棟では緩和医療を専門とした医師や看護師が中心となり、患者さまの身体的、精神的、社会的、スピリチュアルな求めに応えられるよう、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカー、チャプレン(病院付き牧師)、ボランティアによるチームケアを行っています。患者さまの意思と希望に寄り添い、大切なときをその人らしくお過ごしいただけるようお支えいたします。
緩和ケア内科外来
当院の緩和ケア病棟への登録をされた患者さまで、すぐに入院を必要とせず、自宅療養が可能な方は、外来通院にて緩和ケアを受けることができます。
訪問診療・訪問看護
当院の緩和ケア病棟への登録をされた患者さまで、「外来に通うのは難しいけれども、往診があれば家で過ごせそう」など、訪問診療・訪問看護を希望される方はご相談ください。また、緩和ケア病棟に入院中の患者さまで、症状が和らぎ自宅への退院を希望される場合にもサポートいたします。
緩和ケア病棟 登録外来
ご利用にあたっては、事前に緩和ケア病棟 登録外来の受診が必要です。ご予約はホスピス相談室でお受けいたします。
・月~金:午前・午後(金曜は午前のみ)
・完全予約制
・自費診療
・ご家族のみでも可
・オンライン診療対応
ホスピス相談室
ご入院に関するご相談・お問合せは、ホスピス相談室にて承っています。下記連絡先までお電話ください。
TEL:03-3392-6151(代表)
受付時間:月~木 9:00~17:00(金曜は12:00まで)
緩和ケアに関する健康セミナーの動画配信
「緩和ケアって何?ホスピスってどんなところ?~コロナ禍でも大切にしていること~」
緩和ケア内科医師 尾阪 咲弥花
動画再生はこちらをクリック⇒
健康セミナー「緩和ケアって何?ホスピスってどんなところ?~コロナ禍でも大切にしていること~」
「在宅医療」
内科医師 平林 あゆみ
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健康セミナー「在宅医療」
「緩和ケア病棟(ホスピス)について」
緩和ケア内科医長 福田陽子
動画再生はこちらをクリック⇒
健康セミナー「緩和ケア病棟(ホスピス)について」
日本緩和医療学会「KanwacareTV」のご紹介
日本緩和医療学会が緩和ケア普及啓発活動として実施している「KanwacareTV」において、当院緩和ケア内科の尾阪咲弥花医師が司会を務めています。「KanwacareTV」では、「がんによる苦痛をやわらげる緩和ケア」を楽しく学べるミニ動画が随時配信されています。ご興味のある方は下記リンク先より是非ご覧ください。