乳児血管腫(いちご状血管腫)の内服治療 | 小児科
乳児血管腫(いちご状血管腫)の内服治療について
当院では、乳児血管腫(いちご状血管腫)の内服治療を行っております。乳児血管腫とは、生後2~4週に出現し、1歳まで急速に大きくなる血管腫です。7歳くらいまでに徐々に自然消失するといわれています。自然消失するので、経過観察でよいという考え方が主流でした。しかし一部で瘢痕やたるみが残る場合や、乳児血管腫の表面からよく出血するなどのトラブルを起こす事があります。
今までは、乳児血管腫の治療を希望された場合、レーザー治療が主流でしたが、数年前から内服治療が保険適応になりました。乳児血管腫の大きさや場所によっては、内服治療の適応となります。個人差はありますが、内服治療を行うとサイズが大きくなりにくくなったり、色が薄くなったりします。
※乳児血管腫の内服治療をご希望の場合、「小児科常勤医師」の外来を受診して相談してください。