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2007.09.07 現在
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整形外科医から…
グルコサミンは軟骨にいい?
外科医長(整形外科担当) 太田 義人

 グルコサミンとはヒアルロン酸などを構成するアミノ糖であり、関節・軟骨に効果があるとされているサプリメントです(健康食品であり、医薬品ではありません)。最近ではドラッグストアーや健康食品店に数多く商品が並んでおり、よく診察中に“膝が痛いんだけど、グルコサミンを飲んで効きますか?”と聞かれることがあります。グルコサミンの効果に関してはいまだ賛否両論がありますが、最近の研究結果では、関節痛に対して中等度の有効性が示されています。病院で処方される鎮痛剤と比較すれば効果は低いですが、副作用(胃腸障害など)に関して言えば、鎮痛剤よりも高い安全性が証明されています。
 また、こんな質問もあります。“グルコサミンを飲んだら、すり減った軟骨がもと通りになりますか?”答えは、“グルコサミンを飲んでも軟骨の再生は期待できません。”しかしながら、グルコサミンが体内動態において軟骨に作用していることは明らかであり、研究において軟骨破壊を抑制する可能性を示唆する結果が得られています。膝が痛くないひとでも、グルコサミンを飲むことによって関節痛や軟骨の老化現象を最小限に食い止めることが出来るかもしれません。
 では、関節痛で悩んでいるひと・関節の老化を予防したいひとはグルコサミンを飲んでさえいればいいのでしょうか?変形性関節症は単に軟骨の問題だけではなく、筋力の低下生活習慣なども大きな要因になっています。グルコサミンはあくまでサプリメントであり、医薬品ほどの有効性は証明されていません。運動や生活習慣の改善を通し、グルコサミンを健康補助食品あるいはアンチエイジングの一アイテムとして摂取するといいでしょう


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