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外反母趾とは足の親指(第1趾)が外側に向く変形(図1)で、親指の付け根が痛くなったり、変形がひどくなると第2趾と重なってしまうこともあります。男性よりも女性に圧倒的に多く、10歳代から発症することがあります。先天性のものや関節リウマチなどの病気で発症する場合もありますが、一般的にハイヒールなどの先が窮屈な靴を履くようになると変形が進行し、30〜40歳代で痛くなってくることが多いです。 また外反母趾には親指が人差指より長いエジプト型足が多く、扁平足を合併していることがあります。ちなみに扁平足とは運動量の低下などによって足底の筋力が低下し、足底のアーチ(土踏まずと前足部のアーチ)がなくなってしまう状態です(外反母趾同様に先天性のものもあります)。外反母趾にも足部の筋力低下・アンバランスが関与しており、普段から靴の選び方(余裕のある靴を履く)・歩行(正しい歩き方)・適度な運動(足趾の運動、つま先立ち・ストレッチなど)に気を使うことが大事です。 外反母趾の治療としては、軽度の場合には装具療法が適応となります。装具には足趾の間に挟むタイプのものや、ベルトで矯正するタイプのものなどいろいろありますが、ここで誰でも簡単にできる“絆創膏矯正法”を紹介します。
絆創膏はドラッグストアやスポーツショップにある普通のテーピングでOKです。

足趾の間に絆創膏をかけ、第1趾を矯正します。

第1趾の付け根(外反母趾の出っ張っているところ)のうえでクロスさせ固定します。

装具のような違和感もなく、軽度の外反母趾であれば十分矯正できます。
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| 図1.矯正前 |
矯正後(左側) |
変形が著しく、装具療法でも矯正が困難な場合や、痛みが強く靴の装着・歩行が困難な場合などは手術治療の適応になります。手術は主に骨を切って矯正する方法が行なわれます。整形外科医とよく相談のうえ適切な治療を選んでいきましょう。
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