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腰が痛いとき、 まず“自分は椎間板ヘルニアかも”と考えるひとがどのくらいいるでしょうか。しかし、腰痛の原因には以下のように数々の疾患があります。
●腰椎椎間板ヘルニア
●脊椎分離症・すべり症
●変形性腰椎症
●腰部脊柱管狭窄症
●骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折 ●化膿性脊椎炎 ●結核性脊椎炎(脊椎カリエス) ●強直性脊椎炎
●脊椎腫瘍 |
●尿管結石 ●急性膵炎 ●胃・十二指腸潰瘍 ●解離性大動脈瘤 ●婦人科疾患(子宮筋腫etc.)
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椎間板は中心に水分の豊富な組織である髄核と、それを囲む丈夫な組織である線維輪でできています。背骨の動きを助けるとともに、衝撃を吸収するクッションの役割をしています。椎間板ヘルニアとは、椎間板が加齢にともない変性・膨隆し、神経を圧迫することによって下肢の痛み・しびれなどの神経障害を生じる疾患です(下図)。一般的に20〜40歳台の青壮年期に好発し、50歳台以降は脊柱管(神経の通り道)が全体的に狭くなる脊柱管狭窄症が多くなってきます。症状だけでも椎間板ヘルニアの診断は可能ですが、確定診断にはMRIなどの精密検査が必要になります。治療には、内服療法・リハビリ療法・ブロック療法などの保存療法が用いられ、椎間板ヘルニアのほとんどがこれらの方法で治療可能です。しかし、神経障害の程度によっては手術療法が必要な場合があります。具体的には、下肢の筋力低下(足首・足の親指が思うように動かない)・膀胱直腸障害(頻尿・尿漏れ)・保存療法で治らない場合などです。特に膀胱直腸障害は重篤な神経障害であり、放置していると手術をしても後遺症を残すことがあります。気がついたら早目に病院で診察を受けましょう。
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