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2007.02.23 現在
ホーム > 診療科/医師紹介 > 整形外科 > 骨密度
整形外科医から…
骨折する前に予防医療を
―あなたは自分の骨密度を知っていますか?―
外科医長(整形外科担当) 太田 義人

 人間の骨は20〜30歳台をピークに加齢とともに弱くなり、ちょとしたケガで骨折しやすくなります(大腿骨頚部骨折など)。また背骨がつぶれて身長が縮まり、背骨が曲がっていしまうこともあります(脊椎圧迫骨折)。このように骨粗鬆症とは、骨の脆弱性が増し、骨折の危険性が増加する全身性の骨疾患であり、一般的に高齢者では、骨形成が低下し骨吸収が亢進した状態にあります。
 では自分の骨の状態をどうやって調べたらいいのでしょうか。レントゲンだけでは正確な状態は評価できないため、整形外科では骨密度と骨吸収マーカーを測定することによって、より正確な骨の状態を評価しています。検査の結果で、食事療法だけで十分な人もいれば、薬を使用して治療しなければならない人もいます。
 現在では骨粗鬆症の治療薬としてビタミン剤・カルシウム剤だけでなく、骨吸収を抑制する薬などが使用されています。治療によって骨密度の改善・骨粗鬆症の予防は可能です。骨折してからでは遅いです。背骨が曲がってからでは遅いのです。そうなる前に積極的に予防していきましょう。

(写真 左:大腿骨頚部骨折 右:腰椎の圧迫骨折)

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