整形外科

整形外科は運動器の病気やケガの治療をおこなっています。運動器とは骨、関節、靱帯、筋肉、脊椎脊髄、手 足の神経・血管などをひとまとめにした呼び方です。基本的な治療は、薬や注射による治療や理学療法(リハビリテーション)・日常生活指導などの保存的治療 ですが、必要に応じて手術療法もおこなっています。

専門外来

以下の病気・ケガでお困りの方、遠慮なく御相談ください。
・骨折や打撲・捻挫などの外傷(ケガ)
上肢、下肢や体幹部の骨折・打撲・捻挫などの外傷(ケガ)
・関節の病気
股関節・膝関節・足関節・肩関節・肘関節・手関節などの加齢性の関節症や外傷(ケガ)など
・脊椎脊髄の病気
頸椎・胸椎や腰椎部の痛み・変形、下肢のしびれや麻痺、骨粗鬆症、脊椎の外傷(ケガ)など
・上肢の病気
肩部・肘部や手指の痛み・変形・運動障害・しびれや外傷(ケガ)など
・下肢の病気
股関節部から足先までの痛み・変形・運動障害・しびれや外傷(ケガ)など
・スポーツ障害
青少年の野球やサッカーなどのスポーツに伴う外傷(ケガ)や痛み
中高年者のレクリエーションスポーツやウオーキングなどに伴う痛みなど

診療予定

整形外科受診をご希望の方は、2ヶ月前より全ての予約が可能ですのでご利用ください。
尚、事前予約制となることにより、当日のお申込みがお受けできないことがございます。ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。診療予定は変更もございますので、あらかじめご了承ください。

東京衛生アドベンチスト病院で行われている整形外科手術

大腿骨頸部骨折 骨接合術
大腿骨頸部骨折 人工骨頭置換術
その他骨折観血的手術
骨折後挿入物除去術
椎間板ヘルニア根治術
脊柱管拡大術
脊椎固定術
アキレス腱縫合術
ばね指手術
手根神経管開放術
肘部神経管開放術
ガングリオン摘出術
その他良性腫瘍摘出術
その他
<股関節>
人工股関節置換術
人工骨頭挿入術
<膝関節>
人工膝関節置換術(注1)
半月板部分切除術
半月板縫合術
<肩関節>(注2)
肩腱板修復術
反復性肩関節脱臼に対する手術(バンカート修復術など)
肩関節唇修復術
拘縮肩に対する授動術
人工肩関節置換術

注1)オーダーメイド(PSI:Patient Specific Instrumentation)手術を行います。CT画像に基づく3次元画像データから専用の3Dデータを用いて、患者様の骨モデルを作成します。変形性膝関節症では変形の程度は1人ひとり異なりますが、個人の関節形状に合わせた専用ガイドを用意することで正確にインプラントを設置でき、合併症リスクを低減できるようになります。

注2)人工肩関節置換術以外は基本的に関節鏡視下に行います。細部まで正確な手術が可能となるほか、手術創を小さくでき、また術後の疼痛を軽減できるなどのメリットがあります。

整形外科関連設備について

手術室:バイオクリーンルーム・X線イメージ透視装置・牽引手術台など
検査機器:1.5テスラMRI・64列マルチスライスCT・X線透視撮影台(各種造影検査などに使用)
入院病棟:車椅子でも移動しやすく設計された病室や廊下
リハビリテーション:理学療法士4名・作業療法士1名・170㎡のリハビリテーション室
運動器(Ⅰ)脳血管(Ⅱ)認定施設

※当院では機能回復を目的とした運動療法(筋力トレーニング・可動域訓練・歩行訓練など)は入院の患者さまのみとなっております。原則的に通院での 運動療法はおこなっていません。ご希望の 方は整形外科外来にてご相談ください。

64列マルチスライスCT

当院ではマルチスライスCTの最高機種である64列CTを導入しています。短時間(十数秒の息止め)で数多くのスライスが撮影でき、整形外科では関節や脊椎の外傷・変形の立体的診断、複雑な微小骨折診断が可能になりました。

医師紹介(整形外科)

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